2005年12月の劇場鑑賞

2006年01月01日

SAYURI(3回目の鑑賞)5

SAYURI鑑賞した日 : 12月29日金曜日
 
今年最後の劇場鑑賞作に選んだのはこの作品、「SAYURI」です。好き嫌いがはっきり分かれる作品なのでしょう。その証拠にエンドロールが流れだしたとたん続々と帰る帰る。前の人、そこで立ってコート着られると見えないんですけど。僕は3度の鑑賞。当然大好きな作品な一作であります。これは芸術ともいえる映画。この映画を観ている時は別世界に引き込まれているような感覚をうけます。
 
「映画を観ている」 そういう感じではないんですよね。序盤から繰り広げられる人間関係のドラマには一瞬にして目を奪われ、この世界へ引き込まれてしまいます。一人の芸者が歩んだ道というストーリーを映像と演出で見事といえる作品に作り上げているため、名シーンとも受けた場面も数々ありました。監督の巧さ、そしてそれを完璧に表現した素晴らしき役者達。「SAYURI」は2005年最後の傑作ともいえる作品です。3回ともそうだったけど舞の海の登場には劇場がザワザワとなっていましたね。これは仕方ないかな〜。「シカゴ」、「SAYURI」 次はいったいどういう作品をみせてくれるのか。 ロブ・マーシャル監督の次の作品が楽しみです。そして監督も絶賛した演技を魅せた大後寿々花からも目が離せませんね。
 
 

ローマの休日 製作50周年記念デジタル・ニューマスター版(2回目の鑑賞)5

ローマの休日鑑賞した日 : 12月29日木曜日
 
上映前にもう一度…ってことで先週に続き観てきました。「最高に美しい」 まさにその通り。これはもうオードリーの美しさだけで何度と観たくなりますね。でも僕がもう一度観たいと思ったのはラストの記者会見。髪を切る場面など、全場面が名シーンと言われるこの作品だから観たいシーンは多いのですがやはりここですね。このシーンはもう言葉がありません。数多く観た映画の中でも究極。この映画の魅力を完璧に表現するその演出は文句なしで映画の宝といえます。そして改めて感じた演出の素晴らしさ。細かすぎるとも言える多くの演出はどれも楽しい。この映画の魅力は語りつくせません。デートムービーの元祖であり、恋愛映画の最高傑作。この映画の素晴らしさは永遠に語り継がれることでしょう。

2005年12月28日

綴り字のシーズン3

綴り字のシーズン鑑賞した日 : 12月24日土曜日
鑑賞した劇場 : ゴールド劇場(16:45〜)
 
いやいや驚いた。ラストの1分、いや数十秒。この展開は凄い。この衝撃を味わいたいがため、もう一度観てしまいそう。それまでは期待外れで不満が多い映画のため全くと言っていいほど惹かれなかったけど、この数秒で一気に作品の中に引きずり込まれるような感覚を受けました。こういう感覚はそうそう味わえるものではありません。
 
本作は問題のある家族の絆の再生を描いたストーリー。特に不満だったのは妻と息子のエピソードが不親切に思えましたところ。ここはもう少し丁寧に描いてくれないと入り込めない。そのため、感情移入ができず家族再生の過程においてはよく理解できなかったです。まあ、何度かウトウトしていたので見逃しているのかもしれませんが。お薦めできる作品ではありませんが、ラストの展開を感じてほしいため一度は観てほしいですね(DVDで十分)。本当に結末の数秒は衝撃的に思えたな。そしてそのままエンドロールへと。この終わり方は良いですよ。おかげで余韻に浸ることができました。今思い出してもゾクゾクっとなります。この数秒感だけは完全に心を奪われ引き込まれてしまいました。ストーリーの描き方に不満はありますが、不思議な雰囲気をかもちだす映像は良い感じでした。

2005年12月25日

東京ゾンビ3

東京ゾンビ
鑑賞した日 : 12月24日土曜日
 
ゾンビ映画(?)では「ショーン・オブ・ザ・デッド」を超えるバカバカ映画でした。全体的にダラダラ感を多く感じたのでこの作品ほどの面白さはないにしても結構楽しめた気はします。中盤「5年後…東京は滅びました」という台詞(多分こういう台詞)が流れるのですが、僕はここで終わらせるのもこの映画ではありだと思いました。終盤の展開ではちょっと飽きもきていたので。しかし最後の最後の展開が面白かった!「ありえねー(笑)」ってほどの内容ではありませんが、このオチはニヤっとさせてくれました。やられたっ!って感じです。そう考えると哀川翔は迫真の演技をしていたということですね(笑)。
 
浅野忠信と哀川翔。二人のやり取りはどれも面白かったです。僕は余計な伏線を一切いれずにこの点をとことん追ってほしかったと思いました。二人ともよくこのコスチュームをOKしましたね(笑)。特に哀川翔は。ハマっていて台詞や演技はとても楽しませてもらいました。お薦めしたい作品ではありませんが、気軽に楽しめる内容になっているのでよろしければ。

2005年12月24日

ローマの休日 製作50周年記念デジタル・ニューマスター版5

ローマの休日鑑賞した日 : 12月23日金曜日
 
これが映画、これぞ映画、これが映画なんだ。映画を語る上でこの作品を見逃すわけにはいきません。永遠の名作。不朽の名作。今更言うことでもないでしょうが、この映画は10年後はもちろん、50年後、100年後も今と変わらず愛されてるはずです。映画館で本作を観れたことを幸せに思わなければなりません。上映してくれてありがとう!あの「ローマの休日」を映画館で観たのです。とても贅沢な時間を過ごさせてもらいました。僕自身久々に観ました。一度観ると忘れることのできない映画。名古屋近辺の方は上映中に是非足を運んでください。愛する人と観るのは良し、一人で観るのもまた良し。この作品を観ていない方は是非この機会に!こんなチャンスはあまりないと思います。…っと思ったら今日テレビでやるみたいですね。でもやっぱり映画館で観ないとね。
 
この映画が愛されてる理由。それは観れば誰もが分かるはずです。感動的で楽しいストーリーは文句なく素晴らしい。もしかすると最近の映画に慣れてしまった方はこの内容に物足りなさを感じるかもしれません。しかし、このクライマックスには誰もが心を捉えられるはず。あのアン王女の台詞はいつまでも心に残ることでしょう。台詞を最小限に構成し、表情だけで語り合う展開がとても良い。この場面は一生忘れることはありません。僕にはジェラートを食べるシーン、カフェでのドタバタ、ヘアサロンでの場面など、何気ないシーンも全て名シーンとして焼きついています。オードリー・ヘプバーン。彼女が今も変わらず愛され続けているのは当然ですね。かつてこれほどまで魅力のある女性はいたのだろうか?なんて素敵なんだろう。可憐で美しい彼女の姿は感動です。この役を演じれるのは彼女、オードリー・ヘプバーン以外には考えられません。中でも髪を切る場面で魅せる表情には魔法をかけられたように吸い寄せられました。
 
このデジタル・ニューマスター版は最高です。全てを今の技術に託さず、当時の映像を活かしに活かしたものになっています。カラーにするのも今の技術なら可能なはず。しかし本作はモノクロの出す雰囲気が更に作品を良くしているのだと思います。機会がある方は是非伏見ミリオン座まで足を運んでみてください。年明けまで上映しています(朝一回のみ)。

2005年12月21日

ロード・オブ・ウォー3

ロード・オブ・ウォー鑑賞した日 : 12月17日土曜日
 
実在する武器商人を調査して作り上げられた作品です。結構良く出来ているのではないでしょうか?これは一つのドキュメンタリー映画として鑑賞するのが良いかもしれません。武器商人。これまた凄い職業ですよね。知らないだけで日本にも似た職があるのでしょうか?恐ろしいビジネスですよ。これは才能がなければやっていけないでしょうね。このネタは良いし(今まであったのかな?)、ほとんどがノンフィクションということもあり、かなりのめり込んで観ていました。会話は面白く説得力のあるシーンも多かったと思うのですが、観終わって時間が少し経過した今、なぜかこの映画の記憶があまりない…。かなり集中して観ていたはずなんだけど。
 
一つの弾の行方を追ったオープニングの映像は面白かったです。ニコラス・ケイジはハマっていましたね。迷っている人は一度観てみると良いでしょう。もう一度観たい作品ではありませんが。テーマがテーマだけに重いシーンはありますが、ストーリーは難しくないですし良く構成されています。それにテンポも良いためこの世界に惹きこまれると思います。しかし興味のない人にはお薦めできません。

2005年12月20日

ポビーとディンガン3

ポビーとディンガン鑑賞した日 : 12月17日土曜日
 
12月17日に誕生した伏見ミリオン座。早速行って来ました。結構良い雰囲気。場所がまた良いですね。伏見に映画館があれば…と前々から思っていたので。上映予定作品を観ると、「THE 有頂天ホテル」、「美しき野獣」、「歓びを歌にのせて」、「イノセント・ボイス」など、楽しみにしている作品が多く予定されており嬉しいですね。何度と足を運ぶ劇場になるんだろうなぁ〜。これから色々とお世話になります&よろしくお願いします。スクリーンは3つあり、ミリオン1のみにあるリクライニングシート10席というのが気になっています。ここは全席自由席のため早いもの勝ちってことになるのでしょう。そんな中、記念すべき一作目に選んだのは「ポビーとディンガン」です。楽しみしていた作品です。「私の頭の中の消しゴム(2回目の鑑賞)」と迷ったのですが、こちらは劇場誕生日ってことで混みそうですし止めておきました。
 
これはすっごい良い話です。子供のころに感じていた純粋な想いはいつまでも忘れたくない。そして大切にしたいとそう思うことでしょう。「見えない友達の存在」 それは信じる心があれば大切な何かを手にすることができる。この兄弟には信じることの素晴らしさを教えられました。その信じる想いが人々を動かした感動的なラストがとても良かったです。あの人!とてもカッコ良かった。最後の最後に全部持っていきましたね(笑)。この言葉は映画を観て確認ください。妹のことを思い懸命に頑張る兄アシュモルの姿には心を打たれました。本当に良い映画です。当然お薦めしたいのですが、なぜかこのような評価となってしまいました。弱く思えた部分があったからか?こういう話は好きですし、当然心に響いたのですが…う〜ん、なぜだろう。自分でもはっきりと理由が分かりません。

2005年12月19日

ALWAYS 三丁目の夕日(4回目の鑑賞)5

ALWAYS鑑賞した日 : 12月17日土曜日
 
10年後、30年後、50年後。この作品が名作として愛され語り継がれている、そんな作品でありますように。三週連続での鑑賞です。もうあれこれ語りはしません。素晴らしい作品は何度観ても素晴らしい。この作品を観て感じたことは四回とも同じです。今後DVDがリリースされ何度と観ると思いますが、観るたびに出会えたことを誇りに思い、映画が好きであることに感謝をすることでしょう。「いつか買ってくれる指輪」は邦画の歴史に残る名シーンとなってほしい。「お守り」や「手紙」のシーンは何度観ても涙していまう。何度観ても感動する場面、何度観ても笑みのこぼれる場面、何度観ても楽しい場面、何度観ても幸せを感じる場面。この映画のシーンは全てが宝物です。いつまでも大切にしたいです。今後何十本、何百本という作品と出会うのでしょうが、この作品を超えるものが出てくるのだろうか…。今年だけでなく、今まで観た映画の中でもマイベスト10にランクする作品となりました。公開中に後一回は観ておきたいです。もうすぐ公開も終わるころでしょう。上映期間を更に延ばしてほしい。まだ観ていない人は是非ご覧になってください。
 

2005年12月18日

キング・コング3

キング・コング鑑賞した日 : 12月16日金曜日
 
この評価はちょっと辛口でしょうか?この映画を語るのなら、まずはこれでしょう。映像です。凄い!これは凄すぎ!度肝抜かれました。驚きましたね〜。全て出し切ったという素晴らしい映像。この迫力のある映像と音、これだけで満点をつける人も多いことでしょう。「ジュラシック・パーク」を初めて観た時と同じ感動を覚えました。僕はオリジナルを知りませんが、ストーリーも良かったです。特に島を出てからの1時間強は文句なしです。ラスト30分の展開には胸を締め付けられそうに。ここではキングコングの目に注目してください。二人のラブストーリーはとにかく切なかったですね。二人がじょじょに心を通わせていく過程は巧く描かれていたと思います。
 
さて、そんな中でこういう評価になったのは"長い"と感じてしまったからです。島に到着してから出るまでのシーンが長すぎ。どれをとっても映像は見事でしたが、ここはもっと短く構成してほしかったです。何度か睡魔に襲われてしまいました。キングコングと恐竜のバトル、アン(ナオミ・ワッツ)がキングコングの前でみせた踊りなど、好きなシーンはありますがどうとっても長く思えました。それから、船に乗って島に到着するまでのシーンももう少し短くしてほしかったです。これらのシーンをどう思うかは人それぞれでしょうが、僕は"長い"と感じてしまいました。
 
これから観る人はできるだけ大きなスクリーンのある映画館で鑑賞してください。この映画はまず酷い評価をする人はいないと思います。娯楽映画としては究極とも言える内容です。観たいシーンはあるけど、僕はもう劇場では観ないかな…。しかしこの映像は見事としか言えません。映像だけでいうと「スター・ウォーズ エピソード掘.轡垢良讐」よりも驚きました。それだけでも十分見る価値のある作品です。

SAYURI(2回目の鑑賞)5

SAYURI鑑賞した日 : 12月16日金曜日
 
二週連続、二度目の鑑賞です。二度観て思いましたがこの作品は感想が分かれるでしょうね。もちろん僕は大好きな作品。二度目の方が字幕版ということもあり感じるものが大きかったです。前回も言いましたがこれは凄い映画。感じ方が半端じゃないわけですよ。言葉では説明しずらいのですが、この世界観は体の隅々までをゾクゾクさせてくれます。のめり込みすぎて観終わった後はドッと疲れた感じを受けました。しかしこの感触がまた良いのです。
 
さて今回は出演者について。チャン・ツィイーは前回も言いましたが文句なし。とにかく美しい。何をしても絵になる。彼女の踊りには誰もが目を奪われることでしょう。あれこれ意見はあるのでしょうが、さゆりという一人の芸者をここまで見事に演じられるのは彼女しかいないと思います。渡辺謙、役所広司はもちろん良いのですが、この作品は女優陣の活躍が光っていました。ミシェル・ヨー、コン・リー、桃井かおり、工藤夕貴と皆良かったけど、この人を忘れてはなりません。大後寿々花。もう、本当に素晴らしい!凄い!彼女の役はさゆりの少女時代。「北の零年」は未見のため、彼女を観るのは恐らく初めてです。胸に響く見事な演技でした。様々に変わる表情はどれも印象に残ります。僕は渡辺謙演じる会長との出会いが一番好きなシーンなのですが、その場面で魅せる彼女の笑顔は忘れることはないと思います。会長を見つめるその笑顔。表情で語りかけていました。これまた凄い女優が出てきましたね。
 
字幕版は日本語混じりとなっています。これはどうなのでしょうか。僕は全編英語で通した方が良かったと思いました。全ての人に薦めることはできないかもしれません。しかしこれは一度観てほしい。僕にとっては観れば観るほど評価が上がりそうです。時間をおいてもう一度鑑賞したいですね。そのためにも上映期間が少しでも長くなってほしい。できれば年明け初めに鑑賞したいです。
 
 

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