2005年11月の劇場鑑賞

2005年11月08日

蝉しぐれ2

蝉しぐれ鑑賞した日 : 11月5日土曜日
 
楽しみにしていた一作ですがダメでした。合わなかったです。以前から感じていましたが時代劇ものは苦手なよう。雰囲気、景色は日本らしく良い作品というのは分かるのですがこのテンポがダメだった模様です。何度か睡魔に負けそうになりました。自分が悪いのですが予備知識がほとんどない状態で観るのは厳しかったです。中盤までの展開が辛い。目当てだった市川染五郎と今田耕司が出ない出ない。ここまで引っ張られるとは。でもこの作品を思うと子供時代をこれだけの時間割いて描くのは当然ですよね。それにしても長かった。
 
そして成人へ。 今田耕司の登場には場内にかすかな笑い声が。僕も笑ってしまいました(笑)。しかし演技は良かったと思います。ふかわりょうはイマイチ印象に残らなかったけど。しかしどうしてもごっつええ感じを思い出してしまう(笑)。ラストの市川染五郎とふくを演じた木村佳乃との対話はこの時代に応じた素晴らしいシーンでした。 「忘れようと、忘れ果てようとしても、忘れられるものではございません」 予告やCMで何度と観たこの台詞は心に染みわたりました。市川染五郎は流石ですね。やっぱりこの人凄いわ。「阿修羅城の瞳」と同じく本作でも存在感がありました。
 
最近109シネマズ名古屋では、本作をはじめ「NANA」、「ヒトラー」など少し遅れて上映する作品が目立っています。要望が多かったのかな?傑作だった「ALWAYS 三丁目の夕日」もここで上映してほしいです。関係者の方!もし見ていたらお願いします。

2005年11月07日

TAKESHIS'2

TAKESHIS'鑑賞した日 : 11月5日土曜日
 
北野ワールド全開。完全に北野監督の作品です。独特のセンスによる映像と演出は健在。この作品は監督本人が「理解できなくても良い」とコメントしていましたがまさにその通り。もう分けが分からなかった(笑)。監督の思い通りに。その言葉が指すものは分かったような気がします。こういうパズルのような作品は好きなのですがこれは受け付けませんでした。ちょっとレベルが高いですね(笑)。面白くないことはないのですが。今までの北野作品のシーンをゴチャゴチャにしてミックスしたような感じがしました。
 
このストーリーはどういう説明をしても正解ではないでしょう。かといって間違いでもない。答えは監督自身しか分からない。僕はコンビニの店員北野はビートたけしの心情が生んだ妄想による描写と判断しました。それ以前に全部が夢かな?その考えを頭に入れておくと次に観る時は別の発見があるはず。「座頭市」が好きで観に行った人は合わないという感想が多いでしょうね。 噂の京野ことみの体当たり演技は驚きましたが必要なシーンとは思えなかったです。何もこの作品であそこまで大胆なシーンを披露しなくても。
 
タップシーンは長くて眠たくなりました。これはもうイイです。「座頭市」では圧巻だっただけにこれを超えるのは難しいと思います。他にも無駄に長く感じるシーンが多く何度か気を失いそうになりました。悪くはないけどお薦めはできない作品。10人中9人はダメと思い、残りの1人は絶賛するそんな作品でした。

2005年11月06日

ALWAYS 三丁目の夕日5

ALWAYS 三丁目の夕日鑑賞した日 : 11月5日土曜日
 
2005年の最高傑作。何から何まで完璧です。素晴らしすぎて何をコメントしていいのか分かりません。このブログを通じて何作も「ご覧になってください」とお薦めしてきました。しかしどれか1本と言われれば迷わずにこの作品を推します。本当に本当に良い作品でした。監督、出演者らの作品に込める思いは痛いほど伝わってきました。作品に出会えたことを誇りに思い、感動できたことに幸せを感じます。大げさかもしれませんが、生きててよかった心から思えました。
 
観終わって随分時間が経ちましたがまだ気持ちが整理できていません。とにかく僕が感じたことをそのまま書き込みます。まとまりがありません。まあこれはいつものことですが(笑)。これほど心が温まったのはいつ以来だろう?このような作品って今まであったのでしょうか。僕にとっては奇跡の作品です。温かくて優しくて。楽しさの中に切なさがあり。この時代は皆一生懸命生きています。そして生きることに喜びを感じており輝いています。この姿に忘れていた純粋なものを思い起こされました。愛、夢、希望。全てのテーマが100%活かされた見ごたえのあるストーリー。笑いと涙がこれほど詰まった作品は他にないかもしれません。それらの構成は巧妙。とてもよく出来ています。この笑いと涙が自分の人生を変えるものになるかもしれない。それほどまでに強いものを感じました。全てのシーンが心を揺さぶり全ての台詞が心に響く。全ての表情に心を動かされ全ての出来事が心に刺さる。ストーリー、キャスティング、演出・演技、音楽、セット、VFXを用いた映像全てが完璧。不満など微塵もありません。
 
曲が聴きたくてオフィシャルサイトへ。このBGMを聴くだけで涙が溢れてきます。今もまだ作品の中にいるよう。いつまでも見届けたかった。それだけに上映後は少し寂しくも思えました。絶対にまた観に行きます。出演者の演技やシーン、映像についてはその時にコメントすることにします。ただ堀北真希についてはどうしてもコメントがしたい。彼女の演技には圧倒されました。素人目にも難しい役というのはよく分かります。それなのにとても自然に感じる演技。その繊細な演技には驚かされます。六子という役柄をものにするためかなり頑張ったのでしょう。インタビューを読みましたが考えをしっかりもっている素晴らしい女優さんだというのが分かりました。今後も数々の作品に出演すると思いますが、この作品が彼女の代表作として語り継がれていかれたら嬉しく思います。
 
お願いですからロングランになってください。この感動が一人でも多くの人に伝わるためにお願いします。この作品に出会え映画が好きで本当に良かったと思いました。映画が好きな自分に感謝がしたいと思うほど。もちろんダメという意見もあるでしょう。賛否両論、様々な感想が生まれるのは当然です。それが映画なのですから。しかし僕にとっては忘れることができない作品となりました。自信をもって全ての人にお薦めできる2005年の最高傑作です。

2005年11月05日

ブラザーズ・グリム1

ブラザーズ・グリム鑑賞した日 : 11月4日金曜日
 
全然楽しめませんでした。何ですかこれは?いいところが何もありません。残念ながら今年のワースト候補となりました。すっごいショック。グリム童話の世界をぶち壊されました。もう最悪…観なかったことにしたいです。DVDなら途中で観るのを止めています。グリム童話が題材でマット・デイモン主演。評判が悪くとも少しは楽しめると思ったのに。思い返していますがいい所が本当に何一つありません。あっ、でもカエルは良いですね。カエルがこの作品のMVPです。
 
これはコメディ映画ですか?小ネタ小ネタで笑わせようとするのですがどれも笑えたものじゃない。別にそのネタが面白くないってことではありません。笑えない原因ははっきりしています。小ネタをふってくるグリム兄弟を全く好きになれないのです。っていうか嫌い。何だこいつらは。観てて腹が立ちました。これがグリム兄弟なのですか?こんなグリム兄弟見たくなかったです。そのせいで最後の感動的なシーンも何も響きませんでした。ストーリーの構成は悪いし無理があるように思える。途中何度か気を失っていたのでストーリーをちゃんと追えていませんが。そして出てくるキャラを誰も好きになれない(カエル以外)。映像は別に驚くような点がなく音楽も特には。こうなると辛いですね。この作品とは関係ありませんが、もっとも気持ちが高ぶったのは上映前に流れた「美しき野獣」の予告でした。
 
パンフレットを立ち読みしましたが、元はマット・デイモンと ヒース・レジャーの役は逆だったようですね。2人が監督に話を持ちかけ役を変えてもらったようです。これは良かったのかな?まあ、逆のところでこの映画に対する評価は全然変わらないと思いますけど。

2005年11月04日

ミラクルバナナ4

ミラクルバナナ鑑賞した日 : 11月4日金曜日
 
平日の朝一ということもあり貸切で観れました。プレミアスクリーンでの貸切は気分が良いです。この作品は明日5日(土)よりシネマスコーレで鑑賞できるのですが、プレミアスクリーンで通常料金にて観れるということでここで観ることにしました。 まだ愛知・岐阜でしか上映していません。これはちょっと嬉しく思います。いつもなら東京でしか…ってパターンですからね。
 
期待通りの良作でした。こういう感動作は好きです。しかし物足りなさを感じました。★3つに近い4つかな?ラストのバナナの木から紙が生まれたシーンはあの場の子供たちのように喜びがこみ上げてきました。作品の中で言っていますがハイチの子供たちの笑顔は本当に素敵です。皆輝いていました。この笑顔がタヒチとハイチを間違えた幸子(小山田サユリ)の支えとなっていたのでしょう。ハイチの少年ジャックと幸子の交流シーンはどれも印象に残ります。特にジャックが妹を亡くした後のシーンが。言葉少なくともジャックの表情とあの果物に思いの全てが入っていたのでしょうね。
 
小山田サユリは素晴らしかったです。表情、台詞の一つ一つが心に残ります。とても自然に感じました。この役は彼女にしかできないのでは?この一作で演技が上手(っというか好きな演技)な女優さんということが分かりました。他の作品も観ないとね。さんまのスーパーからくりTVに出演しているアドゴニー。ここまで演技が出来る人とは驚きました。彼もすごく上手かったです。 山本耕史、緒形拳ら他の出演者も個々とても良かったです。個人的にキャスティングはベストでした。
 
桂木ユミ様のブログに書いている「テレビで放映した方が効果的」というのは同意です。より多くの人に伝えたい内容ですからね。先週観た亀も空を飛ぶも直ぐにでもテレビで放送してほしいものです。ただ僕はテレビをあまり観ないので、ドラマだったらこの作品に出会えなかったかもしれない。映画化してくれたことに感謝しないと。作品の伝えたいことが良く分かるまとまりのある作品でした。多くの人の観てもらえるといいなぁ。

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